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年老いた達人の力
『年をとっても衰えない力』とは何か、
その問いに対しての一つの答えである『勁(けい)』という力について説明します。
『勁』とは、電気が流れるときに生まれる磁力のような力だと思ってください。
つまり、体に『気』が流れると『勁』が発せられるということです。
『気を感じる』という表現も、厳密に言えば『気』そのものを感じるのではなく、『勁』を感じているということです。
この『勁』の用い方によって『勁力』という『力』として使うことが出来るようになります。
表現や解釈に違いはあれど、『勁力』は多くの武術に用いられているはずです。
太極拳の『推手(すいしゅ)』という組手を、高齢者でも若者と対等に行うことができるのは、『勁力』で体を動かしているからです。
また『勁力を相手の肉体に作用させる』ということは、
たとえば、指圧などの『手技療法』においても同じことで、
その『圧』というものは、勁力による圧であることが望ましいと思っています。
小手先の力ではなく、単に体重をのせることとも違います(※『重力を伝える』ことと『体重をのせる』ことは異なります)
『勁力』を用いれば、けっして強い力ではなくても奥深い刺激が伝わります。
それは相手の体を傷めることなく、また、施術者自身の体を守ることにもつながります。
そして最初の問いに対して言うならば、『勁』は『気』の鍛錬をすることで養われるのですから、
少なくても筋肉の衰えには影響されないといえます。
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マイあるある
平常心の話
長い人生の中では何度も経験すると思いますが、
『何年も努力をつづけた成果が一日で試される』という状況に立ったとします、
すごく緊張すると思います。
いわゆる『平常心』なんて無理だと思います。
それならば、緊張した状態を『常』とすれば良いと思います。
以前、あるスポーツ選手がインタビューのとき、『最高の状態を出せれば、結果は出ると信じています』と言っていましたが、
この人は『本当に強い選手』には勝てないと思いました。
本当に強い選手は、『最高の状態』など当てにしません、常に最低の状態で出した結果を受け入れています。
それこそが自分の実力であることを知っています。
『どう転んでも、それより下に落ちようがない場所』に居なければ『平常心』などありえません。
高い所にある目標をジャンプして掴もうとするのではなく、
自分が立っている場所を高くするのです(転んでも目標をつかめてしまうぐらいに)
ある元プロボクサー(輪島功一さんだったかな?)は自分の育てた選手に対して、
『ガチガチで行け』と言っていました。
最後の最後は、『最低の自分を受け入れた証として』神社にお参りでもすると良いと思います。
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ただ、それだけ
『ワクチン』というのは、簡単に言えば、弱めた病原体を体にいれて、自然に(その病気に罹ったときと同じように)『抗体(こうたい)』を作るためのものです。
だから、予防接種後の副作用(副反応?)が起こること自体は、自然な事だといえるでしょう。
私は、ワクチンの是非について人に意見を言う立場にいませんし、ワクチンについて勉強することが自分の本分ではありませんし、
正直にいって興味もありません。
もちろん、ワクチンについて勉強することは誰でも自由にできます。
仮に、私がワクチンの知識を得て、その『効果』や『副作用』について、一般的な考え方に加えて、自分なりの見解を持つに至ったとして、
しかも、どちらかといえばワクチン接種に否定的な考えを持ったとしても、
実際に『新型コロナワクチン』接種をすることに、まったく不安は感じないと思います。
あらゆる物事が常に『発散』と『収束』をくりかえす通り、
世界的な混乱が『収束』への流れに転じはじめたという事だと思うのです。
そして、またいつか、どこかで同じような事が起こるのでしょう(気が早い話ですが)
そうやって、世の中は(歴史というものは)進んでいくんですよね、
こういう事しか言いたくないのです、すみません
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立ち止まってご利用ください
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これは『気功』の一つのやり方です。じーっと止まって行う『站椿(たんとう)』とよばれる方法の一種です。
『気』(外気)をとりこみ、体に留めるために行います。
体に留めた『気』(内気)を充実させると、『邪気(じゃき)』が排出されたり、寄せつけなかったりすることができます。
気功は本来、非常に簡単なのですが、『より良き』を求めて、多くの細かな注意点が提唱されることがあります。
でも、それはエスカレーターを歩いてのぼるようなものでして、
絶対的に重要なこととは違います。
『細かい注意点を全て守らなければ、やる意味がない』とか、
『中途半端にやると、かえって体に悪い』などということは絶対にありませんので、
気楽に、気長に実践してみてください。




