世の中に、
『自分は “心の病”を持つ』と、訴える人は多いんですね。
“心の病”って何?
と思うかもしれませんが、
まあ、なんとなく思い浮かぶような、
『うつ病』とか『〇〇恐怖症』とか、
それから、よくアルファベット三文字ぐらいで表されるようなモノまで含めた話だと思ってください。
このような話を耳にする時、
いつも思うことがあります。
もしも、あなたの“病気”を完全に克服できる方法があるとしたら、それを実践しますか?
(そのかわり)あなたは病人ではなくなります。
という問いかけをしてみたいのです。
わざわざ、(そのかわり)~ と付け加えた理由は、
それこそが、決定的に問うてみたいポイントだからです。
以下、私個人の考えです。(純粋な疑問でもあります)
癌などの病気に、日々命を削られている人は、
『病気を克服したい』
『健康な体に戻りたい』
『もっと生きていたい』
と、本気で望むでしょう。
では、
たとえば『うつ病』の人が、
医師の診断のもとで、(社会人であれば)仕事を休み、
身近な人たちからも一定の理解を得て、
比較的安定した気分で日常を過ごせている状態から、
一転して、
何ものにも揺るがない『最強のメンタル』を手に入れ、
社会生活をおくる上で、客観的にみて、自分の“足かせ”になるモノは何もなく、
他者と比べても、自分が不利だと言える要素は何もなく、
すべては、自分でコントロールすべき事であり、
すべて自分の力であり、自分の責任である。
という状態を、心から望めるものでしょうか(?)
わたしは、絶対に望むべきだと思っています。