シンプルな話

ある症状に対して、

例えば、腰痛は根本原因を解消しなければ治らず、

(その原因とは、様々あるかもしれませんが)

“腰を揉んだところで改善するものではない” という考え方があります。

 

“痛い場所”は『結果』であって『原因』ではないということですね。

たしかに、そのとおりだと思います。

(ただし・・・腰痛の原因が、“姿勢”にあると判断したとしても、その“姿勢”もまた結果であって原因ではありませんけどね)

 

根本原因って、本当はすごく奥深い問題だと思います。

でも今回言いたいことは、

『結果』と『原因』は“繋がっている”ということです。

 

東洋医学的に考えるなら、

ある原因によって引き起こされる“痛み”は、

無数に存在する“ツボ”とよばれる場所にも現れています。

 

そのツボに『適切な刺激』を与えることで、

原因にアプローチすることができます。

(根本原因かどうかは別の問題ですが・・・)

 

東洋医学は、体と心を一体のものとして考える学問ですから、

心に影響をくわえる“目に見えない要因”をも、ちゃんと原因の一つとして捉えています。

 

はじめに、『腰痛は腰を揉んでも改善しない』という考え方に触れましたが、

実際は、やり方次第なのです。

 

明大寺マッサージ院 挿絵

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