「さこつがない」→ 「鎖骨が無い」ということなのですが、
犬には鎖骨という骨がありません。(猫には一応あります)
この違いは、動きの違いにも現れているわけです
鎖骨は、体幹と前肢(人間なら肩まわり)を繋ぐ骨ですが、犬は鎖骨が無いので、「前肢帯筋」という筋肉群でかためられています。
そのうえ体重は、後肢よりも前肢に多くかかるので、犬は人間以上に「肩こり」だといえます。
ここで疑問に思うことがあります。
犬自身は「肩こり」を自覚することがあるのか、ということです。
「肩こり」の感覚って、いわゆる「痛み」とは違うし、しかも動物の場合は、「痛み」とネガティブな感情が一致しているとは限らないので、もしかすると、人間のように「肩こり」に「苦しむ」ことは無いのかもしれません。
でも、確かに凝っているんだということが、よくわかりました。
ペットマッサージの講習で、犬の「前肢帯筋」(凝ってるといわれる場所)をさすったとき・・・