「放鬆(ほうしょう)」= 「リラックス」という解釈は、まちがいではないと思いますが、
「ほうしょう」は「ほうしょう」という独特の状態として認識することをおすすめします。
なぜかといいますと、「リラックス」という言葉は、「脱力」という言葉と結びつきやすいからです。
上の図を参照しながら説明します。
確かに、力み過ぎている場合「力を抜く」ことは必要です。
しかし、際限なく脱力することが、良いことではありません。
どんどん脱力していくと、ある時点から「気持ちが沈んでいく」ことがあります。
これは、力だけではなく『気』が抜けはじめています。
とりあえず、上の図のイメージで、『ほうしょう』という状態をとらえてみてください。
ひとつ、簡単なテクニックをおすすめします。
『リラックスの擬音(効果音)?を変えてみましょう』
どういうことかというと、「リラックス」しようとするとき、「ダラ~~ン」みたいなイメージありませんか?これをやめましょう。
「ダラ~~ン」ではなく、『フワッ』とふくらますイメージに変えてみてください。
「ダラ~~ン」は「気」がぬけていきますが、「フワッとふくらます」と「気」が充実します(気が体にとどまります)。
この状態が、より「放鬆」に近いです。※余談ですが、ダラーンとした感じよりも、肩まわりが温かくなってきますよ。
くれぐれも注意していただきたいのは、もしも「気功」をやって「気持ちが沈む」なら、それは、やり方が間違っています。すぐにやめるか、休むべきだと思います。ご自身に合っていない場合もありますし、とにかく「気持ち(気分)」を大切にしてください。