↑ 赤枠で囲った部分に、“施術ミス”による『ろっこつ骨折』の事例について書かれています。
↑ 図のようなストレッチを行った際、
『膝を胸に近づけるときに大腿前面が肋骨(ろっこつ)を圧迫することなどが原因と思われます』
と書かれていますが、
無論、圧迫しているのは『施術者』です。
うつ伏せの状態の患者さんの背中を“押して”起こる骨折と、何ら違いはありません。
施術者が、過度な力をそうと認識せずに(できずに)かけているのが目に浮かびます。
↑ 赤枠で囲った部分に、“施術ミス”による『ろっこつ骨折』の事例について書かれています。
↑ 図のようなストレッチを行った際、
と書かれていますが、
施術者が、過度な力をそうと認識せずに(できずに)かけているのが目に浮かびます。
・人の体に圧力をかける施術 → 骨折
・鍼(はり) → 内出血
・お灸 → 火傷
それ以外にも有ると思いますが、
そのような『事故』が起こる背景について、一つの考えを述べます。(私個人の考えなので、他者と議論はしませんし、考えを変えることはありません。)
まず、施術者が『事故』を『万に一つの施術のリスク』として考えるなら、それは間違いです。
どんな理由があっても、施術者に『危うい橋をわたる資格』はありません。(患者さんにリスクを負わせる権利もありません)
『リスクがあるなら行うべきではない』ということです。
自分の『技術』・『知識』・『社会的(法的)立場』などが考慮された上で尚、考え得るリスクがあり、その『前提』で施術をするとしたら、
それは施術者の『おごり』だと思っています。
施術者が『技術』・『知識』を向上させていくことは当然のことですが、
ただし一方で、いかに高い『技術』・『知識』を持とうとも、医師ではない者の『領分』というものがあるはずです。
施術家として『万能』であろうとすることを否定はしませんが、主張してよいことだとは思いません。
『できること』・『できないこと』を明確にすることこそ責任ある態度だと思います。
医師が『病気』と判断しないことに対応するのが施術家の『領分』であり、